新橋演舞場

東京を代表する主要劇場として、
長い歴史を誇る新橋演舞場。その歩みの中で、
多様な演目に欠かせない阿吽の呼吸を持って
重要な役割を果たしてきた。

新橋演舞場 劇場課
副部長 小 倉 実 利

都民の娯楽を、時代の変遷とともに。

歌舞伎や日本舞踊はもとより、時代の変遷とともに、変化する観劇への要求に応えていくという目標に向かって、まさに新橋演舞場発足当時から、金井大道具は、ともに歩んできたという自負があります。その意味では、公立の国立劇場や、あくまでも歌舞伎を主体とする新歌舞伎座とはまた違い、洋物の軽演劇やミュージカルなど、演目のバリエーションはまさに多岐にわたっています。またそれに伴い、時代の移り変わりに合わせ、いかにより多くの集客をかなえることができるかが、私たちの仕事においても大きなテーマとなるわけです。とうぜん役者、演者さんとのコミュニケーションも、いかに良い舞台を作っていくかという部分で、他の工場よりも重要になっているのかもしれません。時代やお客様の変化はもとより、自分たち自身の世代交代も、培ってきた経験を単純に継承するだけでなく、時代を見つめるという思いとともに伝えていきたいと思います。